柴崎岳は高校2年時に、青森山田の司令塔として、同校では初となる高校サッカー選手権準優勝に貢献したボランチ。視野の広さなどから、日本代表MF遠藤保仁と似たタイプだと言われることもあります(本人は、誰かに似ていると言われるのは嫌なそうですが)。プラチナ世代を代表する選手の一人として、将来のA代表入りが期待されています。なお、イケメンとして女性人気が高い選手でもあります。
ただ、いくらゴールデンルーキーであろうとも、選手層の厚い鹿島アントラーズで出場機会をつかむのは大変なことです。特にボランチに関しては、元日本代表の小笠原満男、青木剛、中田浩二ら実力者がずらり。現日本代表の本田拓也ですら出場機会が限られている状況であり、柴崎岳はベンチ入り出来ない日が続きました。
しかし、鹿島アントラーズのオリベイラ監督は福岡戦でベンチ入りメンバーを大幅に入れ替えてきました。主力に怪我が相次いでいること、5月3日のACLに備えてベテランに休養を与えることが理由です。こうして、FWイゴール(アルシンドの息子)、MF柴崎、DF昌子の18歳トリオのベンチ入りが決まりました。
柴崎岳にチャンスがやってきたのは後半40分。大迫勇也に代わってピッチに入ります。オリベイラ監督からクロスを上げさせるなとの指示を受けていた柴崎岳は、張り切りすぎたのか激しいチャージでいきなりイエローカードを受けました。しかし、これ以外は特にミス無くプレー。Jリーガーとしての第一歩を踏み出しました。チームも、福岡に逆転勝ちし、今季J1での初勝利を挙げています。
鹿島アントラーズにいると、どうしても出場機会は減りますが、紅白戦で常に日本代表クラスと戦えるというのは勉強になると思います。また、鹿島はJリーグとACLの連戦で過密日程になるので、今回のようなチャンスもまた回ってくるでしょう。
思えば、今やCL準決勝でプレーしている内田篤人は、高卒1年目にして鹿島のレギュラーとなりました。柴崎岳も少ないチャンスを活かし、レギュラー獲得に向けて頑張ってもらいたいです。
【Jリーグの最新記事】

